「気」がめちゃめちゃになっているのは、実は私自身でもある。平和堂漢方薬局の根本先生の言葉だから本当だろう。Vol.11にも書いたように、安定剤を5週間飲み続けてすっかり
免疫力を落としてしまった
のだ。先日友人から、いかに食事が重要か、毎日食べるものによって私たちの身体や思想が造られていくのだということを懇々と説教された。この友人は自身の化学物質過敏症を免疫力を上げる様々な療法を実践することで克服している人なので、その言葉には非常に説得力があった。そこで私も彼女が教えてくれた本
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を読み、毎日の食事の内容に気を配ることで、なんとか体調を立て直そうと目下リハビリ中というわけである。
その本を読んで自分の生活に取り入れたものは、まず
主食を時間をかけて炊いた玄米
にすること。そして
3年ものの味噌と梅干しと醤油
でしっかり調味した根菜や海草などの副食を積極的に採ることである。これには私の母の手作りの梅干しや味噌が大変役に立った。
母は画家で、30年近くさいたま市で画廊を営んでいるが、実は絵画よりも梅干し、味噌、漬け物などを造るのがとても上手だ。私の夫は、炊きたてのごはんもおにぎりにして食べるほどのおにぎり好きなのだが、そのときに欠かせないのが、この
母の造った三年ものの梅干し
なのだ。味は実に酸っぱい。さらに身も固くかじるとガリッと音がする感じ。味噌は保存料を加えないため塩を多めにするためか、1年目はしょっぱくて食べられたものでないが、これが3年すると実にまろやかな
熟成した味
になるから不思議である。
先日も私の体調を心配して電話をくれた母と、梅干しや味噌の話になり、大いに意気に感じたのか「またいつでも持っていってやるから!」と頼もしい言葉を聞くことができた。彼女自身も40歳前後の頃、
地域活動があまりに多忙
で体調を崩したことをきっかけに、そういった
食事作りの研究
に興味を持ったとのこと。やはり血は争えないと言うことだろうか。
今年は母に是非梅干しの漬け込みを講習してもらおうと思っている。自分の経験がこんな形で娘の役に立つとは母も予想していなかったかもしれない。料理に大変興味のある、おにぎり好きの夫もこの話には乗り気で、自分も教えてもらおうと張り切っている。是非3年後には「月の会」のおみやげに私の漬けた梅干しを皆さんにお配りしようと思っているのでお楽しみに!(04/6/1)
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「血液力」千坂諭紀夫著 幻冬舎
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